コーチングでは相手とのコミュニケーションの前に自己を認識することが重要であると学んだが、その延長線上のテーマである。自らの事業の勝因や敗因の分析を行うのは難しい。勝因は環境に恵まれたは思わず、自己の実力と思いがちである。敗因は、まず負けていると認識できるかどうかである。認識できても今までの自己の否定に繋がりそうで深く突っ込めない。囲碁から出た「岡目八目」という諺がある。「囲碁を打っている本人はなかなか戦局が読めないが傍目の人は八手先までよく見える」という意味である。私も他人のことはよく見えるが、自分のことは見えなかったという経験は多い。数々の失敗から学ぶしかないのではと思う。「自己を客観視しようとする訓練」や「自己と異なる意見を聴こうとする訓練」を試みるだけで大きな失敗を免れるリスク対策になるかもしれない。



